6カ国協議、米の「お目付役」辞任へ 対北妥協を懸念
【ワシントン=有元隆志】6カ国協議の米次席代表を務め、ホワイトハウスで日本や北朝鮮政策などを担当するビクター・チャ国家安全保障会議(NSC)アジア部長が近く辞任することになった。ワイルダーNSC上級アジア部長は25日、拉致被害者家族会の増元照明事務局長らとの面会で、チャ部長がジョージタウン大学に復帰することを認めた。
チャ氏は同大学から2004年12月にNSC入りした。2年程度の予定だったが、6カ国協議などが重なったこともあり、NSC側が延長を要請していた。
チャ氏は北朝鮮問題の専門家で「北朝鮮との交渉経験が少ない首席代表のヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)が妥協しすぎないよう監視する『お目付け役』」(6カ国協議筋)だった。辞任によりブッシュ政権の対北朝鮮政策の布陣が手薄になるとの懸念もある。
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