横田さん夫妻が拉致問題解決訴え | trycomp2のブログ

28年前、長女のめぐみさんを朝鮮民主主義共和国(北朝鮮)の特殊工作員に拉致された横田滋さん(73)・早紀江さん(69)夫妻が4日、豊橋市駅前大通の駅前文化ホールで開かれた支援講演会に出席。涙ながらに「めぐみを取り戻したい。協力してください」と訴えた。
拉致問題の解決に取り組む、草の根ブルーリボンの会豊橋(寺本ひろゆき代表)が招いた。横田さん夫婦が東三河を訪れたのは初めて。早紀江さんは、苦しい胸のうちを、終始涙声で吐露した。
28年前の11月19日、中学生のめぐみさんは忽然(こつぜん)と姿を消した。横田夫妻は、それから毎日のように海岸(新潟市の寄居海岸)を探した。
「一度波にさらわれた手がかりも、もう一度波が打ち寄せてくれるかもしれない」。そう考えて、来る日も来る日も手がかりを求め「悲しみに押しつぶされながら、付近の海岸を探し歩いた」という。
会場は子どもを持つ主婦ら約400人で満席。早紀江さんが北朝鮮で撮影されためぐみさんの写真について、「悲しい目、おびえた目。娘の不幸な身の上を考えると、胸が張り裂けそうになる」と語ると、会場のあちこちからすすり泣く声が漏れた。
早紀江さんは「拉致問題よりも日朝国交正常化が大事なのでしょうか」と日本政府の外交方針に疑義を唱えた。
最後に「私たちは、日本の子や孫のためだけでなく、北朝鮮の子や孫の世代のためにも、こうした不幸を解決しなければなりません」と、国境を超えて人権や正義の立場から拉致問題の解決の臨む覚悟を訴えた。 (高石昌良)
本日のニュース(20051205)
