曽我さん拉致 「弟は有名バイオリニスト」 女工作員、曽我さんに | trycomp2のブログ
曽我ひとみさん(47)と母ミヨシさん(行方不明時46歳)の拉致事件を実行したとして、国外移送目的略取、国外移送の疑いで逮捕状が出た女工作員、通称キム・ミョンスク容疑者が、曽我さんに「自分の弟は『キム・ソンホ』という有名なバイオリニストだ」と打ち明けていたことが、3日分かった。曽我さんは帰国後にこうしたやりとりを警察当局に証言したという。
警察当局によると、この弟は78年にモスクワで開かれたチャイコフスキー国際コンクールのバイオリン部門で4位に入賞するなど北朝鮮では著名なバイオリニストだという。曽我さんが北朝鮮の招待所でキム容疑者とテレビを見ていたとき、「これが私 の弟」と指し示したという。弟の存在が分かったことで、通称名しか分からず、これまでの捜査ではっきりしなかったキム容疑者の存在が裏付けられ、逮捕状の取得につながった。
キム容疑者は78年8月12日に数人と共謀し、曽我さんら2人を新潟県佐渡市(当時真野町)から船で拉致した。曽我さんは平壌市の招待所に入れられ、前年の77年11月に拉致された横田めぐみさん(拉致当時13歳)と招待所で一緒に約5カ月間暮らした。キム容疑者は招待所で2人の監視役を務めたとされる。
毎日新聞 2006年11月4日 東京朝刊
MSN-Mainichi INTERACTIVE 拉致事件を追う
