拉致協議11時間 今回もゼロ回答 | trycomp2のブログ
【北京7日傍示文昭】七日、拉致問題をはじめとする日朝の並行協議は、平行線のまま実質的な議論を終えた。特に拉致問題は、五日の一回目の協議と合わせ、協議時間は計十一時間に及んだが、双方の溝は全く埋まらなかった。「対話」を重視する政府の姿勢に反発する声が大きくなる可能性がある。
「早急に具体的措置を取るよう求める。厳しい話になると思う」「(拉致)被害者と家族の気持ちを胸に置いて強い姿勢で臨む」―。七日午後、二度目の拉致協議前、外務省の梅田邦夫アジア大洋州局参事官は、記者団に対し決意をこう語った。その険しい表情には「このままゼロ回答では終われない」との悲壮感さえにじんだ。
一方、北朝鮮側は協議開始直前、四日の全体会合以降、毎回応じてきた報道陣の冒頭撮影を初めて拒否。渋々、二度目の拉致協議に応じたのは明らかだった。
さらに、協議では逆に横田めぐみさんの「遺骨」の返還を要求したり、脱北者支援者の名前を挙げて引き渡しを求めたりするなど、駆け引きに終始。ゼロ回答どころか、マイナス回答とも受け取れる交渉に終わった。
「国交正常化にサイン(合意)するところまで行ってから、ようやく(新たな拉致関連)情報を出してくるのでは」。外務省幹部は国交正常化後の経済援助という実利だけを重視する北朝鮮の出方をこう分析。「対話」路線の継続こそ重要とみているが、北朝鮮の不誠実な対応が続けば、国内世論が経済制裁の発動も辞さない「圧力」路線に傾くのは避けられそうにない。
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