小泉首相:次期自民党総裁選、安倍氏の出馬を強く促す | trycomp2のブログ
【クアラルンプール山下修毅】小泉純一郎首相は12日、同行記者団に対し、来年9月の次期自民党総裁選について「(総裁になる)チャンスはそう来ないから、いかにつかむか。困難に直面して逃げたら駄目ではないか」と指摘した。同党の森喜朗前首相が07年の参院選で自民党の苦戦が予想されることを理由に、安倍晋三官房長官を温存する可能性に言及しているのに対し、安倍氏の出馬を強く促したものだ。
その上で「私も(投票権が)1票を行使しなければならないから、(誰に投票するか)その時に判断せざるを得ない。誰かを応援するでしょう」と述べ、後継指名に意欲を示した。首相はこれまで総裁選に向けて中立の姿勢を表明していたが、自らの投票行動に言及する形で一歩踏み込んだ。
武部勤幹事長が目指す予備選導入については「もう党員投票もある。規則は規則だから則ってやる」と否定的な見解を表明。その一方で「いずれにしても国民に支持がない人が(次期総裁に)選ばれる可能性はない」と述べ、次期総裁には国民世論の支持が不可欠との認識を示した。
首相はこのほか、民主党との大連立構想について「どの政党であれ、誰でも協力したいという気持ちを前から持っており、違和感はない。政界再編は何かのきっかけでどうなっても不思議ではなく、今から予測できない」と述べ、将来の実現になお含みを残した。合わせて「前原(誠司)さんを(代表から)降ろしたいという動きもあるようだ」と語り、民主党内の動向を見極める余裕もみせた。
◇小泉首相の発言内容
小泉純一郎首相が12日夜、同行記者団に語った主な内容は次の通り。
<ポスト小泉>(安倍晋三官房長官を温存する意見があることについて)チャンスというのはそう来ないから、いかにつかむか。困難に直面して、逃げたらだめではないか。(竹中平蔵総務相は)学者と批判されながら、普通の政治家以上の活躍をしてきたので(ポスト小泉候補になっても)ちっとも不思議じゃない。
<次期自民党総裁選>(予備選については)もう党員投票もあり、規則は規則だから、それにのっとってやる。私も1票ある。誰か応援するでしょう。
<民主党との大連立構想>どの政党であれ、誰でも協力したいという気持ちを私は前からもっている。違和感はない。民主党も前原(誠司代表)さんを降ろしたいという動きもあるようだ。政界再編は何かのきっかけでどうなっても不思議ではない。
<自民党総裁任期の延長>私は(来年)9月が任期なので、それまで精いっぱいやるだけだ。(内閣)支持率は来年9月ごろには下がる。【クアラルンプール山下修毅】
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