ビクター・チャ氏がNSCで学んだこととは | trycomp2のブログ

ビクター・チャ氏がNSCで学んだこととは

 今週で退任する米国国家安全保障会議(NSC)のビクター・チャ補佐官(アジア担当)は 1日、米国紙ワシントン・ポストの取材に対し、「大規模な危機的状況にあって、軍事的または外交的な面でいくつもの国を結び付けることができる国は米国以外にないということを実感した」と語った。

 北朝鮮の核問題に関する6カ国協議で米国側の次席代表としても活躍した韓国系のチャ補佐官は、ジョージタウン大教授時代、講義室で「日の出の中国と沈みゆく米国」について学生たちに語っていた。だが、2004年12月、NSCのアジア担当補佐官に任命された直後に発生したインド洋大津波で認識が変わったという。当時、米国の主導で行われた積極的な支援について、チャ補佐官は「米国が反応したというだけでなく、米国が反応してくれることを皆が期待していた」と話した。

 チャ補佐官は今週中にジョージタウン大教授の職に戻る。ワシントン・ポスト紙は、チャ補佐官がNSCでの経験を通じ、「現実世界」のありさまについて学ぶことになった、と報じた。

 NSC 補佐官としてホワイトハウス入りした当時、チャ補佐官は北朝鮮に対する強硬策を支持する「タカ派介入主義者」を自任していた。だが彼は今年1月、ジョージ・W・ブッシュ大統領がベルリンでの米朝両国の接触を許可する上で、決定的な役割を果たすメモを書いていた。「具体的な行動をとり、限られた時間内での合意を目指すことで、北朝鮮の意図がいかなるものかを試してみるときだ」という彼の主張がブッシュ大統領の目に止まり、ついにはこれまでブッシュ政権でタブーとされていた米朝両国の接触に至ったというわけだ。

 チャ補佐官は先月、ニューメキシコ州のビル・リチャードソン知事とともに平壌を訪問し、この5年間で初めて北朝鮮を訪問した米国政府の高官として名を残すことになった。

ナム・スンウ記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS

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