<曽我さん拉致>工作員の女、事件前から佐渡に潜伏か | trycomp2のブログ

<曽我さん拉致>工作員の女、事件前から佐渡に潜伏か

 曽我ひとみさんと母ミヨシさんの拉致事件で、逮捕状が出た工作員の女(通称キム・ミョンスク)は、招待所での監視まで携わっていた。地村保志さん夫妻を拉致したとされる辛光洙(シングァンス)容疑者も同様の任務を果たしており、拉致実行から北朝鮮入国後の教育・監視まで同じ工作員が一貫して行っていた実態が改めて浮かんだ。
 福井県小浜市の展望台で4人組の男に拉致された地村富貴恵さん(51)はこれまで、「自分たちの拉致を指揮したのは辛容疑者」、「平壌の招待所で辛容疑者から朝鮮語を学んだ」などと証言している。また、保志さん(51)も「北朝鮮に向かう船の中で、(拉致された際に)頭からかぶせられた袋を取ると辛容疑者がいた」と話していた。
 曽我さんの場合は、キム容疑者がこうした役割を果たした。曽我さんは78年8月12日午後7時過ぎ、ミヨシさん(当時46歳)と買い物をした帰りに歩いていたところを、後ろから3人の男に襲われ、2人とも木の下に引きずり込まれた。
 「口をふさがれ、袋に詰められて、1人に担がれた」。小さな船に乗せられ、川から沖に出て大きな船に乗り換えた。船に乗っていたのがキム容疑者だった。
 曽我さんは、翌13日、北朝鮮の清津(チョンジン)に上陸。車で招待所に連れていかれた。その後、平壌に移り、別の招待所に入れられた。監視役をしていたキム容疑者から「事件の1週間ほど前から佐渡にいたのよ」と打ち明けられたという。
 さらに、別の招待所に移動したが、待っていたのは、前年の77年11月に拉致された横田めぐみさん(拉致当時13歳)だった。2人の監視役はキム容疑者がそのまま担当。辛容疑者から朝鮮語や思想などの教育を受けた。2人は約5カ月間一緒に暮らした。
(毎日新聞) - 11月3日3時6分更新
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