浜田で中山恭子氏が拉致問題語る
浜田青色申告会女性部の創立30周年を記念し、参議院議員の中山恭子氏(67)を招いた講演会が30日、浜田市黒川町の石央文化ホールであった。首相補佐官として拉致問題を担当する中山氏は「被害者が全員解放されれば日朝関係は新しい段階に入れる。どうすれば北朝鮮が動くか、工夫をして働き掛けていく」と決意を述べた。
中山氏は、1999年にキルギスで発生した日本人技師4人拉致事件で、駐ウズベキスタン特命全権大使として解決に尽力。当時の経験と拉致問題を重ね合わせ「国が国民を守ることが、いかに重要かを認識した。拉致被害者の救出は政 府の仕事、責任で行われなければならない」と強調した。
足踏み状態が続く拉致問題の日朝協議については「北朝鮮は『知らない』『死んだ』と言い続ければ困ることはない。交渉では絶対的優位」と日本側の苦しい立場を説明。一方で、被害者を解放すれば対北朝鮮への支援が動きだすとして、直接、間接的に、さまざまな説得を試みている政府の取り組みに理解を求めた。
講演会は、女性部のメンバーや一般市民ら約600人が聴講した。
山陰中央新報 - 浜田で中山恭子氏が拉致問題語る