ヒル米国務次官補、北東アジア安全保障協議の場を
【ワシントン=有元隆志】北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の米首席代表を務めるヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は25日、国務省で記者会見し、7月末か8月初めに開催される予定の6カ国協議参加国による初の外相会合で、北東アジア地域の安全保障問題を話し合う「北東アジアフォーラム」(仮称)の創設が決まることに期待感を示した。
外相会合の開催地に関しては、6カ国協議が行われている北京か、東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)が行われるマニラのいずれかになるとの見通しを示した。
寧辺にある核施設の稼働停止・封印などの「初期段階の措置」に続く、「次の段階の措置」の焦点となる高濃縮ウラン(HEU)による核計画の申告については、「(北朝鮮側も)双方の満足する形で解決しなければならないことは認めた」と説明した。
また、ヒル次官補は「次の段階の措置」を実施する際には、2005年9月の「共同声明」に沿って、朝鮮半島の恒久的な平和体制を話し合う米国と北朝鮮、中国、韓国による4者会合も開催したいとの考えを示した。
さらに、来年には核兵器や核物質の放棄など完全な非核化を実現し、その後、米朝の国交正常化などを目指したいと表明した。
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