ヒル代表 年末には申告を期待
6か国協議のアメリカ代表を務めるヒル国務次官補は、今月中にあらためて北朝鮮側と協議する考えを明らかにしたうえで、年末前後に北朝鮮が核開発計画を申告することに期待を示しました。
ヒル国務次官補は、12日、議会上院外交委員会の非公開の会合に出席し、6か国協議の進展の状況や課題について説明しました。北朝鮮はすべての核開発計画の申告を年内に行うことで合意していますが、その内容をめぐって米朝の間で依然隔たりがあり、申告はまだ行われていません。これについて、会合のあと記者団の質問に答えたヒル次官補は「議長を務める中国の武大偉外務次官がまもなく北朝鮮を訪問する予定で、アメリカも今月中に北朝鮮と追加の協議を行う見通しだ」と述べ、各国が北朝鮮側への働きかけを活発化させていることを強調しました。そのうえで「年末ごろには北朝鮮側から完全な申告が提示されると期待している」と述べました。また、ヒル次官補は、北朝鮮に対するテロ支援国家の指定解除について「テロ支援を行っていないと認定できるだけの法律的な要件を満たすことと、核の放棄の面での進展を求めている」としたうえで、解除に向けて事態が進展しつつあるという見方を示しました。
NHKニュース