米韓“韓国製”めぐり交渉へ
韓国のメーカーが北朝鮮で作った製品を「韓国製」としてアメリカが輸入を認めるかどうかなどを焦点に、米韓2国間の大詰めの交渉が今月8日からソウルで開かれる予定で、北朝鮮の核問題の進展を前提にアメリカ側が柔軟な姿勢に転じる可能性も出始めています。
アメリカと韓国は、去年6月以降、自由貿易協定の締結に向けて政府間の交渉を続けています。これまでの交渉で、韓国側は、北朝鮮と共同で開発している北朝鮮のケソン工業団地で作った製品や食品を「韓国製」としてアメリカに輸出することを求めています。これに対し、アメリカ側は、経済制裁を科している北朝鮮で作られたものを「韓国製」と認めるわけにはいかないと強く反発し、交渉は難航しています。しかし、さきの6か国協議で北 朝鮮をテロ支援国家の指定から外す作業を始めることで合意するなど、ここに来てブッシュ政権の対北朝鮮政策には微妙な変化が見られます。このため、ケソン工業団地の扱いをめぐっても、今月8日からソウルで行われる8回目の交渉で、核問題での進展を前提に条件付きで韓国側の要求を受け入れるなど、アメリカが柔軟な姿勢に転じる可能性も出始めています。
NHKニュース