拉致被害者家族会:横田滋氏が代表退任、後任に飯塚繁雄氏 | trycomp2のブログ

拉致被害者家族会:横田滋氏が代表退任、後任に飯塚繁雄氏

 北朝鮮による拉致被害者家族会は24日、東京都内で臨時総会を開き、97年3月の会結成時から代表を務めてきた横田滋さん(75)の退任と、副代表を務めてきた田口八重子さんの兄、飯塚繁雄さん(69)の代表就任を決めた。いずれも全会一致で承認された。

 横田さんには、名誉代表などの役職就任を求める声もあったが、本人が固辞したため、今後は「一会員」として活動し、娘のめぐみさんの救出を訴えていく。妻早紀江さん(71)は「きまじめな人なので、全身全霊で打ち込んできたと思う。ご苦労さまと言いたい」とねぎらった。

 記者会見した横田さんは、05年暮れに難病指定の「血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)」にかかり約1カ月半入院するなど健康上の理由から代表を退くことを説明、現在の心境を「肩の荷を降ろしてほっとしている」とした。北朝鮮が「5人生存、8人死亡」として拉致を認めた02年9月の初の日朝首脳会談について「そのショックが最も記憶に残っている」と振り返った。

 飯塚新代表は「横田さんには身を削って全国で問題をアピールしていただいた。(メンバーも高齢になり)時間がないので問題を早く解決するために突き進みたい」と抱負を語った。飯塚さんは初の日朝首脳会談で田口さんが「死亡」と伝えられて以降、名前を公にして家族会の活動に加わり、副代表として国内だけでなく、タイや米国などを訪問して拉致問題の解決を訴えてきた。

 飯塚さんの後任の副代表には有本恵子さんの父明弘さん(79)が就任、事務局長は増元るみ子さんの弟照明さん(52)が留任した。【工藤哲】

毎日新聞 2007年11月24日 19時58分 (最終更新時間 11月24日 20時12分)

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