“総書記の威信回復策 失敗” | trycomp2のブログ
去年までホワイトハウスで大統領のアジア政策を補佐してきたブッシュ政権の元高官は、5日、今回の北朝鮮のミサイル発射は、キム・ジョンイル総書記が金融制裁などによって低下しつつあるみずからの威信を回復するために行ったもので、結局はその意図も失敗に終わったとする見方を示しました。
アメリカ国家安全保障会議の上級アジア部長を去年まで務めたマイケル・グリーン氏は、NHKのインタビューに答え、「北朝鮮のキム・ジョンイル総書記が弾道ミサイルの発射に踏み切ったのは、アメリカの金融制裁などによって資金調達が難しくなり、総書記としての威信が低下しつつあることが背景にある」と指摘しました。そのうえで、グリーン氏は「彼には重圧がかかっていた。みずから危機を作り出さなければならないときがきたと判断したのだろう」と述べ、ミサイル発射はキム総書記の威信回復をねらったものだとする見方を示しました。そのうえで、グリーン氏は「キム総書記は大きなまちがいをした。テポドン2号の発射に失敗したことは、北朝鮮のミサイルシステムと総書記自身のもろさをさらけ出す結果となった」と述べ、発射の失敗によってキム総書記の賭けも失敗に終わったとする見方を示しました。
NHKニュース
