拉致被害者:「不明のマカオ人女性に北で会った」証言 | trycomp2のブログ
【ソウル堀信一郎】北朝鮮による拉致被害者、曽我ひとみさんの夫ジェンキンスさんが著書で指摘したタイ人女性失踪(しっそう)と同じ日に行方不明になった中国系マカオ人女性2人のうち1人について、北朝鮮に拉致されて脱出した韓国人女優、崔銀姫(チェウンヘ)さん(77)が「私が北朝鮮で会った女性に間違いない」と証言したと、16日発売の韓国誌「月刊朝鮮」が報道する。
マカオ人女性失踪事件はマカオ警察当局の捜査では解明されていないが、北朝鮮に拉致されたのではないかと香港紙などが報じている。
このマカオ人女性は、失踪した78年7月2日当時、宝石店に勤めていた孔令オウ(こうれいおう)さん(当時20歳)。
月刊朝鮮によると、拉致被害者救済に取り組んでいる「救う会」の西岡力副会長が今月中旬に訪韓し、マカオ警察当局から入手した孔さんの写真を崔さんに見せたところ、「私が北朝鮮に拉致され、北朝鮮に滞在中の79年に会った孔さんに間違いない」と証言したという。
崔さんは、78年に夫の映画監督とともに北朝鮮に拉致された時の模様や北朝鮮での生活を著書に記しており、その中でも、孔さんとみられる女性と出会ったと明らかにしている。
崔さんは今回、孔さんから聞いた話として、孔さんが拉致された時の模様を詳しく語っている。
それによると、78年の夏、孔さんの勤務先のマカオの宝石店に30歳ぐらいの男性2人が訪ねてきて、観光案内をしてくれと頼まれ、マカオを案内した。2人は「日本人だ」と名乗った。ある日、海岸に連れて行くと知らない女性と合流して計4人になり、そのまま大型船に無理やり乗せられ、北朝鮮に拉致された。
崔さんは、30年近く前の話を詳しく証言できる理由として「私が拉致されて1年後に孔さんと出会い、妹のように感じた。とても親しかったので忘れられない」と語ったという。
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