拉致解決、国際連携を 「救う会」と韓国被害者家族が集会 | trycomp2のブログ
北朝鮮による拉致被害者の「救う会」は二十三日、韓国から拉致被害者家族を招き、都内で集会を開いた。日本、韓国のほかにタイ、中国など相次いで明らかになり、世界的な広がりを見せてきた拉致問題で、被害者救出活動に向けた国際連携の重要性をアピール。新たに拉致の疑いが浮上しているタイ人女性の家族や、米政府高官との面会・面談結果も報告された。
韓国から招かれたのは、朝鮮戦争時に父親が北朝鮮に拉致された李美一・韓国戦争拉北人士家族協議会理事長(56)ら拉致被害者の家族三人。李さんの父は、朝鮮戦争で北朝鮮がソウルを占領した際、北朝鮮当局に連行された。
李さんは「戦争中に拉致された韓国人は八万人超にのぼるが、生死の確認すらできていない。(被害者の)名簿も当時の韓国政府が作ったのに、今では認めていない」と韓国政府の対応を批判。「金正日(体制)を孤立化させるために連帯して圧力を強めないといけない」と訴えた。
一方、家族会の増元照明事務局長(50)らは十月下旬の訪米で、レフコウィッツ大統領北朝鮮担当特使ら米政府や議会要人と面談した成果を報告。
訪米に同行した同会の横田拓也事務局次長(37)は、米政府高官から「北朝鮮への経済制裁は有効な手段。特に北朝鮮の高官が利用する贅沢(ぜいたく)品に絞るのは意味がある」などと指摘されたことを明らかにした。米側からはまた、「日本でも(米国の担当特使と同じような)特使を作ってはどうか」と助言されたという。
曽我ひとみさん(46)の夫、ジェンキンスさん(65)が北朝鮮に拉致されたと“証言”したタイ出身の女性とみられるアノーチェ・パンチョイさんの家族と今月、タイで面会した西岡力・救う会副会長も帰国報告。
パンチョイさんとみられる女性の家族関係の情報が、失踪(しっそう)したパンチョイさんと完全に一致したほか、公開された写真を見た曽我さんが「懐かしい」と話したなどの話を伝えると、アノーチェさんの兄は「生きていますか」「どんな生活をしていますか」など心配している様子だったという。
西岡さんは「中国人、ルーマニア人、レバノン人も拉致された。拉致は国際化している」と拉致問題への世界的な包囲網形成の必要性を訴えた。
Sankei Web 社会 拉致解決、国際連携を 「救う会」と韓国被害者家族が集会(11/24 08:46)
