北朝鮮・拉致問題:大沢さん、「早く拉致認定を」 首相補佐官に署名簿提出 /新潟
◇特定失踪者・大沢さん
佐渡市で74年に行方不明となった特定失踪(しっそう)者で元県職員、大沢孝司さん(当時27歳)の兄、昭一さん(71)と支援団体「大沢孝司さんと再会を果たす会」は21日、内閣府に中山恭子首相補佐官を訪ね、大沢さんの拉致被害者認定と問題解決を求める福田康夫首相あての要望書と、約12万人分の署名簿を提出した。
同会の川村保事務局長らは中山補佐官に「認定された被害者と違い、特定失踪者の立場のまま では世論から取り残されかねない」などと訴えた。中山補佐官は「1人残らず帰るまで、北朝鮮との交渉を続けていく」と応じたという。
一方、泉田裕彦知事は21日の定例会見で大沢さんの問題に触れ「拉致されたものと考えており、一日も早く認定してほしい。当時県職員として勤務し、形式的には退職届が出ているが、拉致に巻き込まれなければ今年の3月まで働いていたことになる」と語った。【五十嵐和大、渡辺暢】
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