孤立の中「団結強調」 北朝鮮、建国記念の式典 | trycomp2のブログ

孤立の中「団結強調」 北朝鮮、建国記念の式典

 北朝鮮は9日、58回目の建国記念日を迎えた。7月のミサイル発射を受け国際社会の圧力が高まる中、国を挙げて慶祝ムードを盛り上げて国民の団結を強調し、苦境打開へ「足場固め」を図っているようだ。核実験説や金正日(キム・ジョンイル)総書記の訪中準備情報もくすぶり、「次の一手」にも注目が集まる。

 国営朝鮮中央通信によると、平壌で8日開かれた建国慶祝式典で金永南(キム・ヨンナム)・最高人民会議常任委員長は「偉大な金総書記を中心に全党、全軍、全民の一心団結を固めよう」とあいさつ。9日付の労働新聞は「統一へ向かう流れを阻もうとする米国と追従勢力の策動を粉砕する」と強調した。

 孤立は進むばかりだ。ミサイル発射を受けて国連安全保障理事会が非難決議を採択、日米は制裁へ向けた動きを加速させる。7月の豪雨で食糧事情の悪化も予想される。米国との対決を強調して団結を訴えるのは、指導部への不満から国民の目をそらす狙いもある。

 注目を浴びるのは核実験説だ。米国の譲歩を狙って、ミサイル以上の威嚇に乗り出しかねないとの観測から、建国記念日や来月10日の朝鮮労働党創建記念日にあわせて実施するとの見方も流れた。今のところ明確な兆候はない模様だが、警戒は強まる。

 6者協議再開もめどが立っておらず、金総書記の訪中説にも「実現すれば非常に肯定的な動き」(李鍾●(イ・ジョンソク)・韓国統一相)と期待する声がある。

●は「大」の両側に「百」
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