米子で拉致問題の早期解決願う集い
米子市の松本京子さん=失跡当時(29)=ら北朝鮮による拉致被害者を支援する集会「拉致問題の早期解決を願うつどい」(同実行委主催)が十日、米子市内であった。シンポジウムで京子さんの兄・孟さんら四氏が、集まった県民三百人に拉致問題解決への支援を呼びかけた。
シンポジウムは、孟さんと特定失踪(しっそう)者問題調査会の妹原仁常務理事、安田寿朗弁護士、京子さんを支援する会の矢倉修代表が、地元から参加。同調査会の荒木和博代表がコーディネーターを務めた。
京子さんが十七人目の拉致被害者に認定されたことについて、安田弁護士は「北朝鮮で京子さんが何をしているか、政府が確度の高い情報を得たからではないか」と推測。孟さんは「認定は通過点。妹が一日でも早く日本の土を踏めるように、支援をお願いしたい」と訴えた。
矢倉代表は「今後はインターネットを使った即効性のある活動をしたい」と述べ、妹原常務理事は「近所で失踪者の情報があれば、提供してほしい」と求めた。
シンポジウムに先だって荒木代表が講演。日本以外でも拉致問題があることから「日本が先頭に立って、問題解決に向けて取り組むべきだ」と語った。
同日、米子市文化ホールで拉致被害者、横田めぐみさん=失跡当時(13)=を中心に、京子さんと県内三失踪者の写真展が始まった。十五日まで。
山陰中央新報 - 米子で拉致問題の早期解決願う集い