北朝鮮のテロ支援国解除 拉致家族「うのみにはできない」
米朝作業部会で北朝鮮のテロ支援国家指定解除に合意したと、北朝鮮外務省が表明したことについて、拉致被害者の家族らは3日、「米国や日本政府の公式反応を見ないと、うのみにできない」と慎重な姿勢を見せた。
横田めぐみさん=失跡当時(13)=の母早紀江さん(71)は「何も確認できておらず、コメントしようがありません。北朝鮮の一方的な妄言かもしれないし、米国がどう言うのか見極めないと…」と当惑気味。今のところ日本政府から公式な説明はないという。
田口八重子さん=同(22)=の兄で家族会副代表の飯塚繁雄さん(69)も「北朝鮮が自分たちに都合よく解釈した情報を先に出すことで、今後の交渉に有利な流れを作ろうとしているだけではないか。向こうの手に乗れば混乱するだけだ」と不快感をあらわにした。
一方、被害者家族の支援組織「救う会」は声明を発表し「拉致は現在進行形のテロ」とあらためて指摘。「北朝鮮政権が指定解除を実現したいなら、いますぐすべての拉致被害者を帰還させ、工作機関を解体せよ」と訴えた。
(2007/09/04 00:07)
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