「キョウコと名乗った」県警に複数証言 | trycomp2のブログ
鳥取県米子市内の自宅を出たまま行方不明になっている松本京子さん=当時(29)=を、警察庁が北朝鮮による拉致被害者と断定した十七日、鳥取県警は今後の捜査の見通しを明らかにした。県西部の男性から「三、四年前に北朝鮮の企業に電話をした際に『キョウコ』と名乗る日本語が流ちょうな女性と話した」という情報が今春、県警に寄せられたといい、県警は裏付けを進める方針。
県警の調べでは、北朝鮮の同じ企業と連絡を取る県内の複数の貿易会社の社員が、同様の証言をしている。その女性は現在では電話に出てこないという。
県警は、二〇〇二年九月に北朝鮮側が拉致を認めたのを受けて、それまでは傷害事件の関係者としてとらえていた松本さんについて、拉致を視野に事件の洗い直しを開始した。今年十月からは警察庁の指示で捜査体制を強化し、専任の捜査員を現場周辺に派遣。事件当日に松本さんらしき女性を見た男性が事件後に住民らに話していた内容を、捜査員が聞き取った。
県警警備部の渡部秀夫参事官は「当時、事件後に米子で松本さんを目撃したという証言もあり、『家出ではないか』という見方もあったが、関係者の証言や現場の状況を判断すると、拉致とみられる」と説明した。
県警の吉村幸晴本部長は「長期間にわたり関連情報の収集と証拠の積み上げに努め、地道な捜査を行ってきたところであるが、今後とも引き続き、着実に捜査を遂行していく」とコメントを発表した。
「キョウコと名乗った」県警に複数証言
