日朝、次回日程決まらず 拉致問題で平行線 | trycomp2のブログ

日朝、次回日程決まらず 拉致問題で平行線

 日朝国交正常化に向けた6者協議の作業部会は8日、2日間の日程を終えたが、次回の日程を決められず、北京の大使館ルートを通じて調整することになった。北朝鮮の反発による中断を挟んだ2日間を通じて日本は「拉致問題の解決が国交正常化の前提」と訴えたが、北朝鮮は「絶対に受け入れられない」と拒否し、「拉致は解決済み」との従来の姿勢を変えなかった。

 日本代表の原口幸市・日朝国交正常化交渉担当大使は協議終了後に記者会見し、「最低限、互いの立場を直接確認しあったこと自体には一定の意味があった」と述べたが、具体的な成果が得られなかったことは「遺憾だ」と語った。

 日本が拉致被害者・家族の早期帰還などを強く求めたのに対し、北朝鮮は、日本が発動した経済制裁の解除や、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)への弾圧中止、日本が横田めぐみさんのものとは別人と鑑定した遺骨の返還、脱北者支援のNGO団体関係者の引き渡しなどを求めた。

 北朝鮮代表の宋日昊(ソン・イルホ)・朝日国交正常化交渉担当大使は記者会見で「拉致問題は我々はすべてやった。今度は日本が動く時だ」と指摘。一方で、制裁が解除されれば「過程を見て(拉致問題の再調査を)考慮する」と含みをもたせた。

 国交正常化をめぐっては、日本が02年の日朝平壌宣言に基づき、請求権を相互に放棄した経済協力方式による一括解決を確認しようとしたが、北朝鮮は別途「過去の清算」を要求。会見でも宋代表は「強制連行など特大型の反人倫犯罪については、経済協力と別個に計算されなければならない」と主張した。

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