新潟でも家宅捜索 不正輸出に拉致関係者憤り | trycomp2のブログ

新潟でも家宅捜索 不正輸出に拉致関係者憤り

 「だから入港に反対してきた。以前から不正輸出は周知の事実だ」-。在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)関連団体幹部の女性親族(74)が点滴薬を不正入手した事件で、警視庁公安部が新潟市竜が島の朝鮮総連関連施設を家宅捜索した27日、拉致問題解決に取り組む関係者は、貨客船「万景峰92」号を使った“不正輸出”に怒りをあらわにした。

 この日、薬事法違反容疑で家宅捜索を受けたのは、新潟市竜が島の朝鮮総連県本部内にある「祖国訪問新潟出張所」▽隣接する「祖国往来記念館」▽倉庫2カ所-の計4カ所。

 午前9時半ごろ、県警の捜査員と赤いベストを着た警視庁の捜査員合わせて約60人が、朝鮮総連県本部に到着。すぐに約30人が新潟出張所の捜索を開始。残りの約30人は午前10時半ごろ、記念館の捜索に着手した。4階建ての本部ビル周辺では、県警の機動隊員ら約40人が警戒に当たり、周辺は物々しい雰囲気に包まれた。

 午後1時ごろから、押収した証拠資料が順次運び出された。午後4時までに段ボール箱約10個分の押収品を車で運び、捜索を終えた。

 関係者によると、押収されたのは、パソコン2台と付属のディスク、過去数年分の万景峰号の乗客リストなどという。

 今回の家宅捜索について、「救う会新潟」の馬場吉衛会長は「だからわれわれは万景峰の入港に反対してきた。以前から、この船を使った不正輸出は周知の事実だった」と憤り、「今回の疑惑を徹底糾明するとともに、拉致問題が解決するまで船を止めてほしい」と語気を強めた。

 また、泉田裕彦知事は記者会見で、「警察当局は事実関係を詳しく解明してほしい」と、捜査当局の捜査進展に期待を寄せた。

 一方、総連側は捜索終了後の27日午後5時すぎから、県本部の李主●(=火ヘンに玄)(リ・ジュヒョン)委員長らが記者会見。「あたかも万景峰号や総連が事件に関与しているかのような強制捜査だ。入港禁止を長期化しようとしている」などと述べた。
Sankei Web > 新潟 > 新潟でも家宅捜索 不正輸出に拉致関係者憤り(11/28 10:00)