<曽我さん拉致>北朝鮮工作員の女に逮捕状 新潟県警 | trycomp2のブログ
78年に起きた曽我ひとみさん(47)と母ミヨシさん(行方不明時46歳)の拉致事件で、新潟県警は2日、実行した北朝鮮の工作員の女1人を特定し、国外移送目的略取、国外移送の疑いで逮捕状を取った。女は北朝鮮の収容施設である招待所で、曽我さんと横田めぐみさんの監視役を務めていたことも判明した。拉致事件での逮捕状取得は6件6人目で、女の工作員は初めてだ。
工作員は、通称キム・ミョンスクで、事件当時40~50歳で、身長は150センチくらい。現在は北朝鮮にいるとみられ、県警は警察庁を通じて国際手配し、北朝鮮に対して、外務省を通じ身柄引き渡しを要求した。県警は、女の似顔絵を作り、曽我さんの意向で公開した。
調べでは、キム容疑者は78年8月12日、ほかの工作員とみられる数人と共謀し、新潟県佐渡市(当時・真野町)の曽我さんの自宅近くで2人を拉致し、北朝鮮に向かう船で国外に運んだ疑い。
曽我さんは「船に日本語を話す女がいた」と証言しており、県警はその女がキム容疑者の可能性が高いとみている。曽我さんは北朝鮮に入って複数の招待所で暮らすが、キム容疑者が数カ月間、監視役をしていた。その際、事件前約1週間、佐渡島に潜伏していたと打ち明けられたという。
招待所で横田めぐみさんと同居した時期も監視役だった。キム容疑者は、地村保志さん夫妻拉致事件で手配された辛光洙(シングァンス)容疑者がいた朝鮮労働党対外情報調査部に所属していたとみられる。【北上田剛】
◇ ◇
逮捕状取得について、警察庁の漆間巌長官は2日の会見で「北朝鮮の6カ国協議復帰にあわせ、日本として『拉致事件を忘れていないぞ』とシグナルを送る狙いがある」と語った。【遠山和彦】
(毎日新聞) - 11月3日0時38分更新
Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - <曽我さん拉致>北朝鮮工作員の女に逮捕状 新潟県警
