中国の5万トン 支援完了せず 北朝鮮向け重油
【北京18日佐々木学】中国外務省の姜瑜副報道局長は十八日の記者会見で、北朝鮮の核問題をめぐる六カ国協議の合意に基づき、中国が北朝鮮に提供する重油五万トンについて、第一便が十六日に北朝鮮の南浦港に到着したことを明らかにした上で、「輸送は現在も続いている」と述べた。
韓国・聯合ニュースによると、中国が八月の「経済・エネルギー協力」作業部会で、北朝鮮に対し、八月末までの重油五万トン提供を表明した。しかし、作業が遅れたため、北朝鮮は、十九日から北京で開催する方向で調整が進められていた六カ国 協議全体会合の日程に同意しなかったと報じている。
また姜副局長は、北朝鮮の金永日(キムヨンイル)外務次官(中国・アジア担当)が十八日から訪中していることを確認。金次官は北京で中国の楊潔■(ようけつち)外相、六カ国協議議長の武大偉外務次官との会談を予定。同協議の次回日程についても話し合うとみられる。
(注:■は「笊」の中が「虎」)
国際 北海道新聞