ルーマニア人拉致で新事実が明らかに
来日しているルーマニア人拉致被害者・ドイナさんの弟が5日間の滞在を終え夜、帰国します。弟はJNNの単独インタビューに応じ、姉が死ぬ前にジェンキンスさんに語った「あること」をはじめて明らかにしました。
「(姉・ドイナは)自分の夢を奪った北朝鮮で埋葬されたくないと」(拉致被害者ドイナさんの弟 ガブリエル・ブンベアさん)
JNNの単独インタビューに応じたガブリエルさん。ジェンキンスさんとの面会で、新たな事実を聞いた事を明らかにしました。
姉・ドイナさんが97年に北朝鮮で亡くなる前、「自分の夢を奪った国で埋葬されたくない。遺骨は火葬にし、海にまいてほしい」とジェンキンスさんに頼んでいたというのです。
【ジェンキンスさんから聞いた話】
「『いつも指導員がついていたので、一人で海まで行って遺骨をまくことはできなかった。だから遺骨はドイナの夫に返した』と」(ガブリエル・ブンベアさん)
ジェンキンスさんも、この事実を認め、当時「ルーマニア人拉致」の事実を遺族に伝える法はないかと模索していました。
「あるとき、ドイナの夫に『ピョンヤンに行く時、遺骨こっそり持っていこう』と提案したことがある。(ピョンヤンの)ルーマニア大使館に置けばいい。大使館職員が認めるようメモを入れて『これはルーマニア人女性の遺骨です。ルーマニアに送って下さい』と、やればできたのかもしれないが危険すぎてできなかった」(チャールズ・ジェンキンスさん)
ガブリエルさんは今後、ルーマニア外務省に対し北朝鮮で今も暮らす2人の甥との面会を働きかけ、日本の家族会とともに拉致被害者の救出を訴えたいとしています。(24日16:30)
TBS News-i