総書記誕生日で? 北朝鮮が韓国担当幹部を粛清 | trycomp2のブログ
■新政権で経済支援も減…
【ソウル=久保田るり子】北朝鮮は16日に金正日総書記の66歳誕生日を迎えるため、官制メディアが各種催事の祝賀ムードを伝えている。だが、北朝鮮の政権中枢は昨秋から、韓国を担当する“対南ライン”の幹部を汚職の疑いで調査を開始、綱紀粛正に乗り出したもようだ。
韓国の情報筋によると、取り調べの対象となっているのは朝鮮労働党の対南部署、統一戦線部をはじめ南北交流事業を担当してきた民族経済協力連合会など。北朝鮮で党、軍、政府の検閲に絶大な力を持つ党組織指導部が主導しているとみられるという。未公表の組織指導部の責任者である部長は金正日総書記とされ、組織指導部が動けば事実上の粛清作業とみられるだけに、韓国当局は情報収集に余念がない。
対象の幹部で名前が挙がっているのは、昨年10月の南北首脳会談で盧武鉉大統領を軍事境界線で迎えた崔承哲・統一戦線部副部長(51)や民族経済協力連合会の鄭雲業会長(66)など。調査の嫌疑は着服横領や思想問題とされるが、「どの程度の規模で調査が行われているかは不明」(同筋)。党組織指導部が乗り出した場合、調査は1年から数年に及ぶこともあるという。
韓国の聯合ニュースによると、2002年の経済改革措置以来、北朝鮮では社会的に拝金主義が拡散し、各層に不正腐敗が蔓延(まんえん)。特に近年、南北経済協力の名の下での韓国からの資本流入でこの傾向が強まり、対南事業担当者への調査が集中しているという。
調査は党の統一戦線部に及んでいるとの情報に韓国の関係者は注目している。同部署への追及は着服横領など、汚職容疑だけではなく、韓国からの経済支援に絡む政治的追及の可能性もあるとみている。
一方、今月末に政権交代して李明博新政権がスタートする韓国でも、“対北ライン”の変化が注目されている。昨秋の秘密訪朝で密会した金養建統一戦線部長との対話録を故意にメディアに流し、これが問題になって辞意を表明していた韓国の情報機関、国家情報院の金万福院長は11日、辞表を正式に受理された。李次期政権では、こうした不透明な対北ラインを調査する方針だ。
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「総書記誕生日で? 北朝鮮が韓国担当幹部を粛清」世界から‐韓国・北朝鮮ニュース:イザ!
