特定失踪者問題「解決まだまだ遠い」 小浜で真相究明求め集会 | trycomp2のブログ

特定失踪者問題「解決まだまだ遠い」 小浜で真相究明求め集会

 北朝鮮によって拉致された可能性のある不自然な行方不明者「特定失踪(しっそう)者」の真相究明を求める集会が10日、小浜市の市文化会館で開催された。訪れた市民ら約650人が、特定失踪者の家族の話や市民団体の代表らの講演を熱心に聞いていた。

 嶺南地域の失踪者は、昭和49年8月に行方不明となった同市の会社員、山下春夫さん=当時(28)▽平成元年12月に敦賀市の会社員、山下貢さん=当時(39)▽同9年4月に若狭町の旧三方町職員、宮内和也さん=当時(32)=の3人。

 集会では、山下春夫さんの兄寛久さんや山下貢さんの母きよ子さんがあいさつ。きよ子さんは、「地村さんの帰国のときに横断幕を持ちながら、われわれにはいつこの日が来るのか、という思いでした。北朝鮮は拉致問題は解決済みなどといっていますが、特定失踪者の解決はまだまだ遠い」と涙ながらに語った。

 また、宮内さんの父和見さんも、「(和也さんの)3人の子供が、『おじいちゃん、おばあちゃん』と私たちを大切にしてくれる。他の家族を見るたびに、孫たちがかわいそうでなりません。失踪者の家族も高齢化が進んでいます。私たちも全力を尽くしますのでご支援、ご協力をお願いします」と話していた。

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