米中協議は不調か、北朝鮮の凍結資金の移送問題
北京??朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の核開発問題をめぐる6者協議の米首席代表、ヒル国務次官補は5月31日、北京で前日に行った6者協議の議長を務める中国の武大偉外務次官らとの会談を踏まえ、マカオの銀行バンコ・デルタ・アジア(BDA)で凍結される北朝鮮の資金移管問題に触れ、有益な情報交換だったが、「発表すべきニュースはない」と述べた。
次官補の中国入りは、東南アジア諸国歴訪中に突じょ決まったもので、外務次官らとの会談で資金移送問題で新たな方途を探るとみられていた。次官補の発言は、会談が不調だったことを反映している可能性がある。次官補は既に帰国している。
6者協議は今年2月、北朝鮮核施設の停止、封印など の初期段階措置で合意。しかし、北朝鮮は凍結資金の移送確認を同措置履行の前提条件にし、停止などには踏み切っていない。履行期限も切れている。資金移送では、米国が資金洗浄などで金融取引禁止の対象にしているBDAとのかかわりを拒否する金融機関が多く、手こずっている。
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