米朝作業部会:初日は「非常に建設的」 ヒル国務次官補
【ニューヨーク笠原敏彦】北朝鮮核問題を巡る6カ国協議の米首席代表を務めるヒル国務次官補は6日、北朝鮮が先に合意した60日以内の核施設の停止・封印など「初期段階措置」の履行を約束している、と語った。5日に始まった米朝関係正常化の作業部会の初日は「非常に建設的」だったと説明し、北朝鮮の「テロ支援国家指定」解除問題に絡めて日本人拉致問題も提起したことも示唆した。作業部会は6日朝、2日目の協議に入った。
ヒル次官補は当地の「ジャパン・ソサエティー」で講演後、報道陣の質問に答えた。同次官補は5日の作業部会について「議題を設定し、一般的な論議を行った」とした。「拉致問題は提起したか」との問いに は「中身は言えないが、多くの問題を論議したことを保証する」と述べた。拉致問題の解決がテロ支援国家指定解除の条件かどうかは答えなかった。
2月の6カ国協議で合意した初期段階措置について「履行の弾みを生かして次の段階に進むことが重要だ」と語り、初期段階措置後のプロセスについても北朝鮮と意見を交わす意向を示した。
毎日新聞 2007年3月7日 0時56分
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