東アジアサミット声明に拉致 | trycomp2のブログ

東アジアサミット声明に拉致

フィリピンのセブで行われていたアジア太平洋諸国の首脳による東アジアサミットは15日午後、閉幕し、フィリピンのアロヨ大統領は議長声明で、北朝鮮に対し、核開発の放棄とともに国際社会の懸念として拉致問題の解決に取り組むよう求めました。

ASEAN・東南アジア諸国連合と日本や中国それにオーストラリアなど16か国の首脳による東アジアサミットはエネルギーや経済協力、地域の安全保障などについて各国首脳が意見を交わし、日本時間の午後3時すぎに閉幕しました。閉幕にあたって議長国フィリピンのアロヨ大統領が議長声明を発表し、北朝鮮の核実験に懸念を示したうえで、「われわれは、おととし9月の6か国協議での共同声明の履行に向けて具体的かつ効果的なステップを踏み出すよう求める」と述べて、北朝鮮に対して核開発の放棄を訴えました。そのうえで、「北朝鮮に拉致問題を含む国際社会の懸念に応えるよう求める」として、直接「拉致」のことばを使って、北朝鮮に対して解決に向けて取り組むよう求めました。中国や韓国は、拉致問題に関する言及が北朝鮮を過度に刺激し6か国協議の行方に悪影響を及ぼしかねないとして反対していましたが、議長声明は、日本の主張を最終的に受け入れた形となりました。アロヨ大統領は記者会見で「拉致問題についていくつかの国から声明への積極的な支持があった」と述べ、日本だけでなく、複数の国が拉致問題の言及に賛成したことを明らかにしました。
NHKニュース