不審船対応、40ノットの巡視船『のりくら』配備へ

第九管区海上保安本部(新潟)は十三日、管内の巡視船艇の配属替えを発表し、伏木海上保安部(高岡市)に四十ノット(時速約七十五キロ)以上の高速航行が可能な巡視船「のりくら」の配備が決まった。現在、巡視船艇三隻を保有する同保安部は、今回の配属で四隻に増強される。北陸中日新聞ホームページへようこそ
同船は二〇〇〇年の能登半島沖不審船事件を契機に建造された「高速特殊警備船」の三番船で、二〇〇一年から金沢海上保安部に配属されていた。全国で六隻の同型船が活躍する。乗組員は二十人。長さ五十メートル、幅八メートル、総トン数二百二十トン。
赤外線捜索監視装置を装備しており、船上の二〇ミリ機関砲と連動して目標を自動追尾する遠隔操縦ができるほか、海中転落した遭難者の発見にも能力を発揮する。
伏木海保では「不審船に十分対応できる装備と機能がある。海難救助でも迅速な活動が期待できる」と話している。 (高瀬俊也)