脱北者動機やはり…将軍さま非難「無力支配者に不満」 | trycomp2のブログ

脱北者動機やはり…将軍さま非難「無力支配者に不満」

 青森県深浦港沖で脱北者の男女4人が青森県警に保護されている問題が、保護された4人は捜査当局に対し、金正日(キム・ジョンイル)総書記(65)=写真=体制への不満をぶちまけた上申書を提出していたことが4日、わかった。

 上申書はハングルで書かれ、4人それぞれが直筆で同じ内容を書きつづっていた。内容は金総書記を指し、「無力な支配者が社会を後退させていることに疑問と不満を持っていた」と痛烈に批判していた。

 北の内情については、「生活はだんだんと厳しくなった。将来にも不安を感じるようになった。(北には)自由がない」と悲痛な心境を綴り、「同じ民族で言葉の通じる韓国に送ってほしい」と訴えた。

 脱北を決意した理由を問われると、「今のままでは餓死するので、皆で出国することを決めた。1日おきにパンを食べるのがやっとだった」と窮状を訴えた。

 4人は5月27日に清津(チョンジン)付近から出発。「濃い霧で周りが見えなかった」といい、霧にまぎれた計画的な亡命だったとみられる。

 脱北した男女4人は家族。一家は元漁師の50代の父親、60代前半の母親。専門学校生の30代の兄とタコ漁の漁師の20代後半の弟の4人暮らしだった。両親とも無職で、家族の生計を支えたのは弟のタコ漁によるわずかな収入だけだった。

 弟は「船の操縦資格を持っていたので、苦労して船を購入した」というが、その船も老朽化した木製の小型船。船外機は老朽化し、塗装もされていないシロモノで、全長わずか7メートルの狭い船内に4人は寄り添うように乗り込んでいた。

 深浦港で目撃した住民によると、小型船の船尾には穴が開いており、浸水を防ぐために軍手を押し込んでいたという。

 船にはソーセージなどの食料品のほか、上着やズボンなど衣類が入ったリュックサック。カッパや懐中電灯などの日用品が積まれており、十分な準備をした上で、コンパスを頼りに万峰景号の寄港先である新潟を目指したと見られる。

 麻生外相は3日、韓国で宋旻淳(ソン・ミンスン)韓国外交通商相と会談。韓国側は受け入れに前向きな姿勢を示した。

ZAKZAK 2007/06/04

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