決着に一定の理解 有本さんら拉致被害者家族 | trycomp2のブログ

決着に一定の理解 有本さんら拉致被害者家族

 北朝鮮のミサイル発射を非難する決議が国連安全保障理事会の全会一致で採択されたことについて、北朝鮮による拉致被害者の家族は十六日、一定の評価をし、制裁の根拠となる国連憲章七章の記述が削除されたことも「やむを得ない」と理解を示した。

 神戸市出身の有本恵子さん=拉致当時(23)=の母嘉代子さん(80)は「ちょっと残念だけど、日本だけでは安保理では多勢に無勢。仕方ない」と話し、「北朝鮮はまだミサイルを飛ばすと言っているけれど、やりにくくはなったと思う」と一定の評価を示した。

 その上で「ヨーロッパにとって北朝鮮は遠い国。拉致問題解決には、やっぱり当事者の日本がしっかりしないといけない」と力を込めた。父明弘さん(78)は「今、決議をしておけば次の段階の決議に重みが出てくる」と希望をつないだ。

 一方、横田めぐみさん=拉致当時(13)=の母早紀江さん(70)は「拉致もミサイルも根っこは同じ。世界中が一つになって、こういうことは間違いだと(北朝鮮に)伝えることが大事だ」。

 北朝鮮の国連大使が決議について「日本が拉致問題を国際化させている」としたが、早紀江さんは「家族を返して、という私たちの声を圧力だと感じている表れかもしれない」と述べた。

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