金総書記 インドネシア頼み 「6カ国」仲介求め訪問へ | trycomp2のブログ

金総書記 インドネシア頼み 「6カ国」仲介求め訪問へ

香港誌報道

 香港の華字誌「亜州週刊」最新号は、北朝鮮の金正日総書記が近くインドネシアを訪問する予定だと報じた。北朝鮮は偽米ドル製造疑惑などに対する圧力に反発して六カ国協議への復帰を拒否しているが、数少ない友好国のインドネシアに同協議での仲介的役割を期待しているとも。インドネシア外交により閉塞状況の打開に一縷(いちる)の望みを託した格好だ。(相馬勝)

 同誌によると、ユドヨノ・インドネシア大統領の特使が平壌で金総書記と会見し、「適当な時期」にインドネシアを公式訪問することを要請。金総書記は招待を快く受け入れ、特使を通じて、ユドヨノ大統領に「インドネシアが六カ国協議での仲介的な役割を果たすことを期待する」と伝えたという。

 訪問の時期は今後、協議する。金総書記は一九六五年、故金日成主席に随行し、インドネシアを訪問したことがあるが、北朝鮮の最高指導者としての訪問は初めて。

 同誌は「インドネシアは北朝鮮と国交を樹立している数少ない国で、非同盟諸国首脳会議の中心的役割を果たしている。北朝鮮はインドネシアを通じて、国際的な孤立からの脱却を図ろうとしているのではないか」などと分析している。

 ユドヨノ大統領は、四月に韓国と北朝鮮を歴訪し、北朝鮮の核開発問題と朝鮮半島の緊張緩和策について話し合う予定。その際、金総書記のインドネシア訪問の日程なども発表されるとみられる。

 インドネシアは二〇〇四年七月、北朝鮮による拉致被害者、曽我ひとみさんと、夫のチャールズ・ジェンキンスさんや二人の娘との再会の場所を提供したほか、韓国と北朝鮮の国防長官会談などを仲介。昨年十月には、メガワティ前大統領(闘争民主党党首)の一行が朝鮮労働党創立六十周年を記念して平壌入りするなど、両国は友好関係を維持している。
Sankei Web 産経夕刊 金総書記 インドネシア頼み 「6カ国」仲介求め訪問へ(03/13 15:00)