中国、北金融制裁緩和へ妥協案 口座凍結「一部解除の用意」 | trycomp2のブログ
6カ国協議再開に向け18日に北京で行われた米中朝首席代表による非公式協議で、議長国中国の武大偉外務次官が北朝鮮に対する米国の金融制裁の一部緩和につながる妥協案を示したことが26日分かった。協議参加国の複数の国連外交筋が明らかにした。
北京の外交筋によると、北朝鮮の金桂冠(キム・ゲグァン)外務次官は米ドル札偽造やマネーロンダリング(資金洗浄)など米国が問題視する懸案について「今後、国際的な規則を順守する」との立場を表明。再発防止を示唆しつつ制裁解除を求め、ヒル米国務次官補にも「誠意」を示すよう求めたという。ヒル次官補も25日、ロイター通信に対し、北朝鮮側から一定の譲歩が得られる可能性を指摘、中国が2月中の協議再開を楽観視していると述べた。
中国は北朝鮮の柔軟姿勢を受け、早期の協議再開を目指し妥協案を示したとみられるが、米国は「6カ国協議と金融制裁は別問題」との原則を崩していない。ヒル次官補も「われわれが興味を抱くのは行動だ。(不法)行為を(北朝鮮が)やめるのを見たい」と言葉だけでは不十分と強調、米朝が最終的に歩み寄れるかどうかはなお不透明だ。
中国の妥協案は米国が昨年9月、北朝鮮の資金洗浄に利用されている疑いがあるとして、米金融機関との取引を禁じたマカオの銀行にある北朝鮮関連の複数の口座への対応。
中国は、マカオの銀行で取り付け騒ぎが起きたため、北朝鮮関連の口座を事実上の管理下に置いているが、非公式協議で武次官は「中国は凍結を一部解除する」用意があると伝えた。
解除対象は不明だが、資金洗浄と関係がないとみられる通常の海外送金などの口座を開放することで、米金融機関以外との取引に道を開き、北朝鮮の軟化を促そうとしたとみられる。(共同)
Sankei Web 国際 中国、北金融制裁緩和へ妥協案 口座凍結「一部解除の用意」(01/26 19:21)
