米大統領「首相が困るようなことしない」 | trycomp2のブログ
先月、アメリカのキャンプデービッドで行われた日米首脳会談。この会談の席上、ブッシュ大統領が、拉致問題の扱いをめぐり、「安倍総理が困るようなことはしない」などと述べていたことが明らかになりました。
「北朝鮮との問題を解決する上において、北朝鮮と交渉する上においては圧力が必要であるということについては、ジョージも私も完全に一致をしております」(安倍首相、先月)
「かけがえのない日米同盟」をうたった首脳会談を終え、安倍総理は拉致問題についてこう語っていました。2人の首脳の会談は、まず、通訳だけを同席させるレベルで始まりました。ここで、安倍総理は、アメリカが北朝鮮に対するテロ支援国家の指定解除を検討していることについて、拉致問題を抱える立場から強い懸念を示します。
これに対し、ブッシュ大統領は「拉致問題に関連して、安倍総理が日本国内で窮地に立たされるようなことは絶対にしない」と述べたということです。
引き続いて、ライス国務長官らが加わった席でも、この問題についてのやりとりがあり、その最後にブッシュ大統領が、「私が判断する」と明言した上で、「安倍総理と私が緊密に話し合いながら対応する」と述べたということです。ライス国務長官はこの場で、「拉致と指定解除は無関係」との立場を強調したことが分かっています。
今回明らかになったブッシュ大統領の一連の発言は、テロ支援国家指定の解除という外交カードを重視するライス長官の意向を踏まえながらも、安倍総理との個人的な信頼関係を繰り返し強調することで、拉致問題がないがしろにされるのではという日本側の懸念を払拭しようとしたものとみられています。
「いかなる議論も、拉致問題に関する私の強い気持ちを弱めることはない」(ブッシュ大統領、先月)
ブッシュ大統領の発言通り、今週月曜日に行われた2人の首脳の電話会談では、拉致問題について、改めて日米が緊密に連携していくことを確認しています。(17日15:58)

