バイオリニストが手がかり | trycomp2のブログ

バイオリニストが手がかり

曽我ひとみさんの拉致事件で、警察が北朝鮮の工作員の女を特定する有力な手がかりとなったのは、女の弟が北朝鮮の有名なバイオリニストだという情報でした。

警察の調べによりますと、国際手配された「キム・ミョンスク」と名乗っていた北朝鮮の工作員の女は、ピョンヤン市内の招待所で曽我ひとみさんと一緒にテレビでオーケストラの番組を見ていた時、画面に映ったバイオリニストを指さして「これが私の弟だ」と話したということです。曽我さんからこの情報を聞いた警察は、バイオリニストを特定するため北朝鮮の音楽家の写真が載っている雑誌を曽我さんに見てもらいました。すると曽我さんは、雑誌に載っていた「キム」という名前の男のバイオリニストの顔がテレビで見た顔と同じだと指摘したということです。このバイオリニストは、昭和53年にモスクワで開かれたチャイコフスキー国際コンクールで4位に入賞したこともある北朝鮮の有名な音楽家でした。警察は、この情報によって、それまで「キム・ミョンスク」という通称名しかわからなかった工作員の女の存在が裏付けられたとして逮捕状請求の根拠の1つにしていました。
NHKニュース