北朝鮮資金の送金問題 米次官補「基本的には決着」
北朝鮮核問題をめぐる六カ国協議で米国の首席代表を務めるヒル国務次官補が十九日午後に来日し、日本首席代表の佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局長と同省内で会談した。ヒル氏は、非核化の障害となっていたマカオの銀行バンコ・デルタ・アジア(BDA)の北朝鮮関連資金の送金問題について「基本的に決着した」と佐々江氏に伝えた。
ただ、ヒル氏は会談後記者団に、資金のロシアの銀行への送金について「北朝鮮の口座に移されたと思っているが、(北朝鮮に)確かめたわけではない」と述べた。
会談では、今後の対応について協議し、北朝鮮が非核化に向けた初期段階の措置を直ちに実施することが重要との認識で一致した。
六 カ国協議の再開時期については「初期段階の措置の実施を確認して行うのが適切」(佐々江氏)との考えで足並みをそろえた。ヒル氏は再開見通しについて記者団に「七月ごろじゃないか」と述べるにとどめた。
日本人拉致問題についても意見交換し、ヒル氏は問題解決に向けて引き続き日本側を支援する意向を示した。
中日新聞:北朝鮮資金の送金問題 米次官補「基本的には決着」:北朝鮮問題(CHUNICHI Web)