ミャンマー:米、追加制裁措置発動 露は慎重姿勢崩さず | trycomp2のブログ

ミャンマー:米、追加制裁措置発動 露は慎重姿勢崩さず

 【ワシントン和田浩明、ブリュッセル福原直樹】僧侶や市民によるデモを軍事政権が武力弾圧しているミャンマーに対し、国際社会は新たな圧力を強めている。米英首脳は28日、圧力強化で一致。米国は、27日の資産凍結に続き、さらなる追加制裁措置を発動した。また欧州連合(EU)も制裁強化を警告、国連人権理事会も、10月2日に特別会合を開くことを決めた。ただプーチン露大統領は「制裁は時期尚早」と語るなど国際社会の足並みはなおそろっていない。

 ブッシュ米大統領は28日、ブラウン英首相とテレビ電話で協議、民主化を求めるミャンマー国民を支持するとともに、ミャンマーの軍事政権が武力弾圧をやめ、平和的な民主化に向かうよう、国際的な圧力をさらに高めることで一致した。

 米国務省は同日、軍政幹部や家族ら少なくとも36人を対象に米国渡航ビザ(査証)発給を禁止する追加制裁を発動した。米財務省は27日、軍事政権幹部の資産を凍結する制裁を発動していた。

 欧州連合は28日、ミャンマー大使を呼び、今後の制裁強化を警告。欧州議会は同日、同政権への非難決議を圧倒的多数で可決した。EUは現在、同国に武器禁輸や軍事政権幹部へのビザ発給停止などの制裁を行っているが、同国からの木材や鉱石の禁輸措置も検討している。EU高官は毎日新聞に、「EU伝統の人権外交を前面に出し、問題を解決したい」と話した。

 また、国連人権理事会は28日、ミャンマー情勢を協議する特別会合の開催を決めた。EU諸国は軍事政権を非難する決議採択を目指すが、中露が反対する可能性もある。

 一方、プーチン露大統領は28日、武力弾圧を「大変遺憾」としながらも、軍事政権への制裁は「今後国連で討議すべき話で、現段階で口にするのは時期尚早だ」とした。

毎日新聞 2007年9月29日 11時16分 (最終更新時間 9月29日 12時52分)

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