首相 拉致を日米会談で議題に
安倍総理大臣は、北朝鮮による拉致被害者の家族会と面会し、「拉致被害者の救出が私の責任であり使命だ」と述べ、今月27日に行うアメリカのブッシュ大統領との首脳会談で、拉致問題を取り上げ、いっそうの理解と協力を求める考えを示しました。
この中で、安倍総理大臣は、「拉致被害者の家族会が結成されて10年が経過し、北朝鮮で救出を待つ被害者にとっても、10年の歳月はたいへん厳しいものがあったと思う。すでに帰国した被害者は、日本で平和に穏やかに暮らしており、ほかの被害者と家族にもそのような日々を取り戻さなければならない。それが私の責任であり使命だと考えている」と述べました。そのうえで、安倍総理大臣は、「拉致問題は大きな人権問題であり、国際社会が連携して取り組まなければならない。今週、アメリカを訪れるが、ブッシュ大統領とも解決の重要性について、あらためて話し合いたい」と述べ、27日の首脳会談で拉致問題を取り上げ、いっそうの理解と協力を求める考えを示しました。これに対し、拉致被害者の家族会代表の横田滋さんは、「日本政府が、拉致問題の進展なしに北朝鮮にエネルギー支援は行わない、また、拉致問題の解決なしに国交正常化交渉はありえないという方針を貫き通していることを家族全員が支持しており、これを続ければ、問題は解決すると信じている」と述べました。
NHKニュース