米朝作業部会「実質的理解」 正常化へ突っ込んだ協議 | trycomp2のブログ

米朝作業部会「実質的理解」 正常化へ突っ込んだ協議

 北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の米朝作業部会初日の協議を終えたヒル米国務次官補は1日、「今後数カ月で達成すべきことなどで実質的理解に達した」と述べ、核施設無能力化など「次の段階」の進め方で「前向きに進もうという理解」が両国間にあるとの認識を示した。

 北朝鮮の金桂冠(キム・ゲグァン)外務次官も「協議は順調に進んだ」と評価した上で、今回の主議題である米朝関係正常化を盛り込んだ2005年9月の6カ国協議共同声明について「履行のための次の段階をどう調整し、その段階の中で双方の義務事項をどうとらえ、その履行順序をどう突き合わせていくかを論議した」と述べ、突っ込んだ意見交換が行われたことを示唆した。

 米国のテロ支援国家指定解除について金次官は「うまくいくと思う」と期待感を示した。ヒル次官補は「十分な議論を行った」としたが、見解の相違などは明らかにしなかった。

 次官補は、高濃縮ウランによる核開発疑惑に関して「過去の経緯なども徹底的に話し合った」と述べ「今後もそうする」とさらに追及する構えを示した。

 一方、8月の非核化作業部会で北朝鮮側に提案した無能力化の手順などで回答があったと言及。「無能力化の範囲や、われわれが望む期限内に達成可能かどうか話し合った」とし、強く求めている年内の無能力化は「十分可能と今でも思っている」と述べた。

 次官補はまた、日本人拉致問題も取り上げたとしながら、北朝鮮側の反応について言及は避けた。

 協議は2日まで続けられる。(共同)

(2007/09/02 08:40)

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