米朝協議開催に意欲―北朝鮮 | trycomp2のブログ
「2国間ですべての問題解決」
駐オーストリアの金光燮・北朝鮮大使、本紙に語る
【ウィーン24日小川敏】駐オーストリア兼国際機関担当の金光燮・北朝鮮大使はこのほど本紙との会見に応じ、再開の見通しがつかない同国核問題の6カ国協議について、「すべての未解決問題は米朝2カ国間の協議が開催されれば解決できることだ」と指摘、北朝鮮が6カ国協議の再開よりも米国との2カ国間協議の開催に強い意欲を有していることを重ねて明らかにした。
北朝鮮はこれまで、米国の対北金融制裁の即停止を6カ国協議の再開の前提条件として挙げてきたが、同大使は米国の金融制裁解除と6カ国協議の再開をリンクせず、「米国と話し合えればおのずと解決される道が開かれる」と述べ、米国との実質的な2カ国協議の中で、北朝鮮側が核問題でも何らかの譲歩を提示する用意があることをにおわせた。同発言は、北朝鮮が6カ国協議の開催に価値と意義を失ってきたことを示唆する一方、同国が米朝協議に国の生き残りを賭ける方向に軌道修正をしてきた可能性をにじませている。
北朝鮮最高指導者・金正日労働党総書記の義弟に当たる同大使はまた、脱退宣言した国際原子力機関(IAEA)との関係については明言を避ける一方、「わが国はIAEAのエルバラダイ事務局長を正式に招請した事実はない」と述べ、同事務局長の近い将来の訪朝計画を否定した。
日韓間の対立が激化してきた領土問題「竹島」(韓国名・独島)については、「独島は歴史的にみても朝鮮民族に帰属する。それはわが国だけの見解ではなく、朝鮮民族ならば同じ立場だ」と強調、日本側の竹島測量を厳しく批判した。
一方、金大使の「解任」説が欧州外交筋で流れているが、同大使は「私は平壌から何も受け取っていない」と述べ、大使解任説を否定した。同大使は1993年以来、駐オーストリアの大使を勤めている。兼任するハンガリーで北朝鮮家族が先月、韓国に亡命したことを受け、同大使への責任追及が強まるのではないかと憶測されてきた。
2006/4/24 19:48
米朝協議開催に意欲?北朝鮮
