横田夫妻「日本政府に見せた写真は」 | trycomp2のブログ

横田夫妻「日本政府に見せた写真は」

拉致被害者横田めぐみさんの父滋さん(73)と母早紀江さん(70)夫妻が3日、東京都内で朝日新聞記者の取材に応じた。めぐみさんの夫だったとされる韓国人拉致被害者・金英男(キム・ヨンナム)さん(44)が「めぐみさんの写真は、結婚の時と娘の1歳の時の写真以外は処分した」と語ったとされる件について「04年に日本政府に見せた写真があるはずだ」と話した。

 夫妻によると04年11月、めぐみさんの夫だったキム・チョルジュン氏と名乗る男性が、日朝実務者協議で訪朝した日本政府代表団と面会した際、結婚後にめぐみさんと2人で写った写真と、娘ヘギョンさん(本名ウンギョン、18)と親子3人で写った写真とを見せた。めぐみさんが1人で写った3枚は日本側に提供したが、自分や娘と一緒に写った写真の提供は拒んだという。

 早紀江さんは「英男さんは2年前に日本政府に見せた写真を持っているはずで、それを出してほしい。日本政府からも写真の提供を求めてほしい」と語った。

 英男さんが「遺骨は火葬の際、他人の骨が混ざったこともあり得た」と述べた点について滋さんは「遺骨の鑑定でめぐみのDNAが出てこず、他人のDNAだけが検出されたことの説明になっていない」と疑問を投げかけた。

 横田さん夫妻あてに02年に書かれた手紙でめぐみさんの死亡時期を93年としながら、その後に94年と訂正した件で、英男さんが「(手紙を書いた)当時、錯覚していた」と説明したことに対し、滋さんは「妻が亡くなった年という肝心な部分を間違えるのは信じられない」と語った。

 滋さんは、拉致被害者蓮池薫さん(48)から「英男さんは平壌で近所に住んでいた。一緒に仕事してはいないが、同じ職場の違う部署にいた」と聞いたと明かした。蓮池さんは「めぐみさんが入院した際、ヘギョンさんを一時預かった」と明かし、英男さんの現在の妻について「単身者向けに料理や配膳(はいぜん)を担当していた女性の1人。英男さんが再婚する前からヘギョンさんをかわいがっており、顔は知っていた」と話したという。
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