偽札問題で米「北と交渉せず」、6か国協議不透明に | trycomp2のブログ

偽札問題で米「北と交渉せず」、6か国協議不透明に

 【ワシントン=坂元隆】マクレラン米大統領報道官は、3日の記者会見で、北朝鮮による偽札作りなど一連の不正行為について、「(この問題で)北朝鮮政府は交渉の対象とならない」と明言し、交渉で問題解決を図らず、捜査を続行する方針を強調した。

 北朝鮮は、米国が「資金洗浄を行っている」として導入した金融取引停止措置に反発。核問題をめぐる6か国協議次回会合への出席を拒否しているが、マクレラン報道官は、「(金融措置は)米国の国益保護のためだ」と述べ、北朝鮮に強硬姿勢を示した。北朝鮮はあくまでも交渉を求める姿勢を崩しておらず、6か国協議再開の見通しはますます不透明になってきた。

 マクレラン報道官は、「米ドル偽造であれ、麻薬密造であれ、そのような(不法)行為への懸念を米国は極めて明確に示してきている」と述べた。

 また、マコーマック国務省報道官は3日の会見で、米国が、金融措置に関する説明会をニューヨークで行うと提案したにもかかわらず、北朝鮮が受け入れなかったことを指摘して、北朝鮮の要求の不当性を示唆。6か国協議は朝鮮半島の非核化がテーマであり、北朝鮮がこの問題を6か国協議に結びつけるのは「理解できない」と述べた。

 一方、この問題に関連し、米政府当局者は、韓国や中国によって北朝鮮との外交的接触が行われていることを指摘するとともに、米国は「北朝鮮のどのような質問にも答える用意がある」と述べて、交渉はしないものの北朝鮮との接触は継続する姿勢を示唆した。
(読売新聞) - 1月4日11時10分更新
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