拉致被害家族 官房長官と面会
拉致被害者の家族は、北京で開かれた6か国協議の内容について政府から説明を受けたあと、町村官房長官と面会し、「一日も早く結果が出るよう力を尽くしてほしい」と要請しました。
横田めぐみさんの両親ら拉致被害者の家族は5日午後、内閣府を訪れ、6か国協議の内容について説明を受けました。この中で、今回、日本政府の代表を務めた外務省の佐々江アジア大洋州局長は、6か国協議の合意を受けて日朝作業部会の早期開催を北朝鮮に求めていくことなどを説明しました。これに対して家族からは、核問題の協議が進むなかで、拉致問題が置き去りにならないよう取り組んでほしいといった意見が相次いだということです。このあと家族は、総理大臣官邸で福田内閣の発足後初めて町村官房長官と面会しました。この中で、町村官房長官は「拉致問題の解決なくして北朝鮮との国交正常化はないという原則で、すべての拉致被害者の一刻も早い帰国を実現するために、引き続き対話と圧力で全力を尽くしたい」と述べたうえで、家族が福田総理大臣に早く面会できるよう調整を進める考えを示しました。これに対して、横田めぐみさんの父親の滋さんは「一日も早く結果が出るよう力を尽くしてほしい」と要請しました。面会のあと、家族会副代表で田口八重子さんの兄の飯塚繁雄さんは「政府として絶対に解決しなくてはという気迫を感じて安心した。政府には、国内外に問題解決を強く訴えて、一日も早く家族を帰してもらいたい」と話しました。
NHKニュース