拉致被害者の会の飯塚さん、20日に講演  | trycomp2のブログ

拉致被害者の会の飯塚さん、20日に講演 

 昭和五十三年、北朝鮮に拉致された田口八重子さん(五〇)の兄で、「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」副代表の飯塚繁雄さん(六七)らが二十日、前橋市日吉町の市総合福祉会館で「あなたも拉致の現実、知ってください・・・。」と題して講演する。飯塚さんの来県は初めて。飯塚さんは家族会・救う会の訪米団長として四月下旬、米政府や議会に拉致事件解決への協力を訴えたばかりで、今回の講演会が帰国後初の公の場での報告会となる。

 拉致被害者家族を支援する「救う会・群馬」「群馬ボランティアの会」(大野トシ江代表)が主催する。

 田口さんは昭和五十三年六月、仕事に向かうため東京のベビーホテルに一歳の男児と三歳の女児を預けたまま拉致された。その後、朝鮮語や政治思想の教育を受け、李恩恵(リウネ)として、六十二年の大韓航空機爆破事件を起こした金(キム)賢姫(ヒヨンヒ)元工作員の日本人化教育係を務めたとされる。

 拉致により実の母と生き別れ、繁雄さんのもとで育てられた長男の飯塚耕一郎さん(二九)や、救う会全国協議会の平田隆太郎事務局長(五四)も初来県し、拉致の悲惨さを訴え、救出への協力を呼びかける。県内に在住する特定失踪者の家族三人も出席する。

 午後一時半開演。入場無料で、定員は百人。会場で募金を募り、家族会などの活動に役立てる。問い合わせは、「救う会・群馬」「群馬ボランティアの会」(電)027・243・4237。
Sankei Web 地方版 || 群馬