「拉致問題忘れないで」 有本さんの母、神戸で講演 | trycomp2のブログ

「拉致問題忘れないで」 有本さんの母、神戸で講演

 北朝鮮人権侵害問題啓発週間の十四日、北朝鮮によって一九八三年に拉致された神戸市出身の有本恵子さん=当時(23)=の母、嘉代子さん(81)を招いた講演会が、同市長田区のピフレホールで開かれた。約二百人が訪れ、嘉代子さんは「世論の盛り上がりがないと、政治家は動かない。拉致問題を忘れないでほしい」と訴えた。

 同市の主催。政府の拉致問題対策本部が制作した映像「拉致-許されざる行為」の上映に続いて嘉代子さんが講演した。

 嘉代子さんは、北朝鮮による拉致被害者がタイや韓国にもおり、家族同士が国際的な救援活動を働きかけていることを報告。自らの体調への不安にも触れながら「もう一度、娘を抱きしめてやりたい」と語った。

 また、講演を前に、このほど拉致被害者家族会の副代表に就任した父、明弘さん(79)と嘉代子さんは、矢田立郎市長と懇談。

 明弘さんは、北朝鮮への圧力の強化を訴えるとともに「(恵子さんらを)一方的に死亡としている北朝鮮の主張を打ち消す理論武装が必要だ」と述べた。(宮沢之祐)


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