北朝鮮の核放棄は「任期中に可能」…会見で米大統領
【ワシントン=大塚隆一】ブッシュ米大統領は30日行った読売新聞などとの会見で、北朝鮮の核問題をアジア政策における「未完の任務」と位置づけ、「過去数か月の成果を見て、私は進展を遂げていると信じるに至った。在任中に任務を終えることは可能」と語り、残り1年半を切った任期中の核放棄に強い意欲を示した。
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大統領は、6か国協議が「機能している」と評価し、「我々は、全面的な核計画の開示と核施設解体を迫り続ける」と北朝鮮に全面的な核放棄を求める方針を改めて明確にした。
日本人拉致問題では、「安倍首相と日本国民には、(北朝鮮との)合意に一定の進展があれば、米国が拉致問題を忘れるのではないかという強い懸念がある」と前置きした上で、2006年4月に拉致被害者、横田めぐみさんの家族とホワイトハウスで面会したことに言及。「私は母親(横田早紀江さん)と拉致の事実を忘れない。米国もこの問題の解決を期待していることを、北朝鮮に対し明確にする」と述べ、日本への配慮を強くにじませた。
一方、大統領は対中関係で、地球温暖化への取り組みについて、「いかなる合意も中国抜きでは効果が上がらない」と述べ、中国を2013年以降の枠組みに取り込む重要性を強調した。
(2007年8月31日13時31分 読売新聞)
北朝鮮の核放棄は「任期中に可能」…会見で米大統領 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)