対中国国境警備強化が一因=日本が新たな脱出経路に?-脱北者問題で米専門家
【ワシントン6日時事】青森県深浦町で北朝鮮からの脱出者とみられる男女4人が保護された問題で、北朝鮮当局による対中国国境地域の警備強化が日本を目指す一因になったとの見方が米専門家の間で出ている。今後、日本が北朝鮮住民の新たな脱出経路となる可能性も指摘されている。
北朝鮮の人権問題に取り組んでいる米民間団体、「北朝鮮自由連盟」のスーザン・ショルティ会長は6日までに、米系ラジオ局、自由アジア放送のインタビューで、4人が日本に向け脱出した背景として、「第1は北朝鮮の体制に対する失望感があるが、第2には中国との国境地域で監視態勢が強化されていることがある」と分析。北朝鮮住民が今後、脱出経路として日本を検討する可能性が出てきたと語った。
一方、別の民間団体「ヘルピング・ハンズ・コリア」のティム・ピーターズ代表は同放送に対し、北朝鮮の国境警備隊員が数カ月前から、ロシア製の高性能狙撃銃「ドラグノフ」を携行しているとの情報を明らかにした。この狙撃銃を使用すれば、800メートルから1キロ先の脱出者に照準を合わせて射殺することも可能とされる。
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