横田めぐみさん展で感想文 320通に思い凝縮 仙台 | trycomp2のブログ

横田めぐみさん展で感想文 320通に思い凝縮 仙台

 写真展では、拉致直前まで続いていた横田さん一家の温かな家庭生活の様子などが紹介された。
 「写真一枚一枚から、平和な家庭に起きた一瞬の出来事に対する言いようのない悲しみが伝わってきて、胸が締め付けられた」と青葉区の女性。岩沼市の女性は「(めぐみさんの両親の)横田さん夫妻の怒りや苦しみが、写真を通して心に響く」と書いた。

 拉致問題をめぐる北朝鮮との交渉は現在こう着状態に陥っている。大崎市の女性は「なぜ先に進まないのか、助けてあげられないのか、本当にもどかしく悔しい」とやるせない思いをつづった。

 「私たち日本人は立ち上がるべきだ。悲しい、かわいそうだけでは駄目」と強調したのは泉区の女性。泉区の男性も「われわれ一人一人が救出のために何ができるか考え、行動しなければいけない」との考えを示した。

 塩釜市の30歳の女性は「拉致された人々が早く日本に戻れるよう、私たち若い世代も立ち向かっていかなければいけないと思った」と決意表明。「国民の気持ちを表すため、全国一斉デモなどの手段を講じなければいけない時期に来ている」(太白区の女性)という意見も寄せられた。

 日本政府の一段と強い姿勢を求める声も多かった。「個人の力ではどうすることもできない」と書いたのは、東松島市の女性。別の女性は「政府が他の国々と協力し合って、この理不尽な北朝鮮に断固とした対応をしてくれることを望む」と訴えた。問題解決のためには、北朝鮮に対する経済制裁が必要?との意見も目についた。

 「拉致」だけで問題をとらえるのでなく、植民地時代の出来事に関する日本の謝罪と補償を絡めた対応を求める声も、1部にあった。
 それぞれの感想文には、めぐみさん救出のために力を尽くす横田さん夫妻ら家族の心情を思いやるメッセージがあふれた。「まためぐみさんと一緒に写真を撮る日は必ずやってくる。それまでどうか、ご両親さま、お体をくれぐれも大事にしてください」。太白区の市民は、このような思いを寄せた。

 感想文は、会場で来場者に書いてもらった。近く横田さん夫妻に届けられる。
 写真展には、6日間の開催期間中に1万4725人が来場した。会場で行った拉致被害者家族連絡会への募金には、計156万7622円が集まった。
(河北新報) - 9月24日7時2分更新
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